【病気の概要】結核
 結核は、結核菌の感染で起こります。発熱、せき、疲労感など風邪に似たような症状が長期間続き、場合によっては肺結核、結核性髄膜炎、粟粒結核などを引き起こします。結核患者はかなり減少しましたが、まだ2万人を超える患者が毎年発生しており、大人から子供へ感染することも少なくありません。
 乳幼児は結核に対する免疫が弱いので、全身性の結核症にかかったり、重い後遺症を残す可能性があります。BCGは乳幼児の結核を防ぐ効果が確認されているので、生後1歳までに受けることとなっています。ただし、先天的に免疫の力の弱い病気があると重い副反応が起こることがあるので、生後5か月ごろから接種をすることが多くなっております。


【対象年齢】生後~1歳未満
 標準的接種期間は、生後5月~8月とされています。

【接種回数】1回
※福生市では、BCGだけは保健センターでの集団接種となっております。5か月を迎えるお子さんに通知を送付しておりますが、お手元にお届きでない場合は、保健センターまでご連絡ください。