【病気の概要】風しん
 軽い風邪のような症状ではじまり、発疹、発熱、後頸部リンパ節の腫れなどが主な症状です。発疹も熱も約3日間で治るので「3日はしか」と呼ばれることもあります。風しんウイルスの飛沫感染によって感染し、感染から発症までおよそ2~3週間潜伏します。
 合併症として関節痛、血小板減少性紫斑病、脳炎などが報告されており、大人になってからかかると重症になるとされています。妊婦が妊娠早期にかかると、先天性風しん症候群と呼ばれる病気により、心臓病、白内障、聴力障害などの障害を持った子が生まれる可能性が高くなります。


【対象年齢】
 1期:1歳~2歳未満
 2期:5歳~7歳未満
   (小学校就学前の1年間のみ)

【接種回数】全2回
     (1期:1回、2期:1回)

◆ご案内
 現在麻しんと風しんの接種については混合ワクチンの使用が主流となっております。いずれか一方の疾病にすでにかかったことがある場合でも、混合ワクチンを使用することに差支えはありません。